とひょうもない

精選版 日本国語大辞典 「とひょうもない」の意味・読み・例文・類語

とひょう も ない

「とひょう」を強めていう語。
洒落本・秘事真告(1757頃)難波新地並に新屋しきの相「時々はとひゃうもなき化ものがいづるなり」
[補注]「突拍子」から出来た「とひょうし」の「し」が脱落して突飛・瓢軽を意味する「とひょう」が生じ、さらに「とひょうもない」の強調形が生じたと思われる。

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