トフト手(読み)トフトで(その他表記)Toft ware

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トフト手」の意味・わかりやすい解説

トフト手
トフトで
Toft ware

17世紀後半にイギリスのスタッフォードシャー地方で作られたスリップ文 (→スリップウェア ) の特殊な鉛釉陶器。この名称は,陶器皿に人物動物文をスリップで表現したあと,皿の周縁部に T.トフトの名が描き込んであるものが多いことに由来している。この名が陶皿作者,注文主あるいは被贈答者なのかについて諸説がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む