現代外国人名録2016 「トマティート」の解説
トマティート
Tomatito
- 職業・肩書
- ギタリスト
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1958年
- 出生地
- アルメリア
- 本名
- フェルナンデス・トーレ,ホセ
- 経歴
- 幼少の頃からギターに親しみ、12歳で本格的に勉強を始める。パコ・デ・ルシアに影響を受け、パコとのコンビで“フラメンコの革命児”と呼ばれた天才歌手・カマロンの伴奏者に抜擢され、以後世界各国で演奏。1992年カマロンが死去してからは、他分野の奏者とも共演。’97年以降ラテン・ジャズ・ピアニストのミシェル・カミロと共にヨーロッパ、ラテン・アメリカ、北米でコンサート・ツアーを行い、2000年カミロとの共作アルバム「スペイン2000年夏」を発売、大成功を収める。2001年カルロス・サウア監督の作品「サロメ」の音楽も担当。スペインを代表するフラメンコギターの名手として活躍する。ソロアルバムに「愛の薔薇」「バリオ・ネグロ」「ジプシーのギター」「パセオ・デ・ロス・カスターニョス」がある。芸名のトマティートは“かわいいトマト”の意味。’93年歌手のラ・スーシーらとともに公演で初来日。2003年自身のグループを率いて来日。2008年すみだトリフォニーホールでピアニストのドランテと競演。2009年カミロと共に9年ぶりに来日公演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報