メキシコ中部,メキシコ市南部,トラルパン地区の行政中心地。アフスコ山の北東斜面,標高約 2300mのところにある。スペイン征服以前に開かれた古い町で,1532年に建造された聖堂の名を取って植民地時代にはサンアグスティンデラスクエバス San Agustín de las Cuevasと呼ばれた。現在も植民地時代の面影をとどめた静かな町で,メキシコ市大都市圏を構成する郊外住宅地となっているほか,保養地として知られ,各種の健康・保養施設がある。西約 2kmにはピラミッドで有名なクイクイルコ遺跡がある。