面影(読み)オモカゲ

  • 面影/×俤

デジタル大辞泉の解説

記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。「亡き人の―をしのぶ」
あるものを思い起こさせる顔つき・ようす。「目もとに父親の―がある」「古都の―は今やない」
実際には存在しないのに見えるように思えるもの。まぼろし。幻影。
「夢に見えつるかたちしたる女、―に見えて、ふと消えうせぬ」〈夕顔
歌論用語で、作品から浮かびあがってくる心象。
「詞(ことば)のやさしく艶なる他、心も―もいたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝
面影付け」の
名香の名。香木は伽羅(きゃら)。
[補説]「俤」は国字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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