トリクリニシティー

最新 地学事典 「トリクリニシティー」の解説

トリクリニシティー

triclinicity ,obliquity

アルカリ長石三斜晶系の程度を表すX線的基準。三斜度とも。J.R.GoldsmithとF.Laves(1954)は,CuKαX線で2θ=29°~31°付近にみられる回折線の先端が2本に分離する度合を,Δ=12.5〔d(131)-d)〕で示した。このΔ値をトリクリニシティーまたはオブリキティーと呼ぶ。単斜晶系のものはΔ=0.0, 完全な三斜晶系のものはΔ=1.0で,両者は漸移的な関係にある。Orijärvi産のアルカリ長石をΔ=1.0として12.5なる定数を定めた。これまでの測定値のほとんどがパーサイト母相(カリ長石成分に富む)についてのものがあることに注意。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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