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三斜晶系 さんしゃしょうけいtriclinic system

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三斜晶系
さんしゃしょうけい
triclinic system

結晶系の1つで最も対称性が低い。結晶軸の長さも軸角もすべて異なる。石膏,長石類,ナイロンなどがこれに属する。屈折率などの物理的性質に異方性を示す二軸結晶である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

さんしゃ‐しょうけい〔‐シヤウケイ〕【三斜晶系】

結晶系の一。長さの異なる3本の結晶軸が互いに斜めに交わるもの。斜長石トルコ石などにみられる。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

三斜晶系【さんしゃしょうけい】

軸率a:b:cの斜交3軸の座標系(結晶軸)で記載される一群の結晶。物理的に異方性で,光学的二軸性。対称性は最も低く,形態は卓面(対称心で支配される1対の面)の組合せが基本。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三斜晶系
さんしゃしょうけい
triclinic system

結晶系の一つ。原則として斜交する異なった長さの3軸を軸配置としてもつもの。結晶系のうちではもっとも低対称である。対称心の有無によって、完面像と半面像の2晶族に二分され、空間群P (Ci1) およびP1 (C11) がそれぞれ対応する。組成あるいは分子構造の複雑な有機化合物や金属錯体についてみられることが多く、一方、常温で固体の元素にはこの晶系のものはない。なお、鉱物中約8%がこれに属する。[岩本振武]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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