とわかわ(読み)トワカワ

デジタル大辞泉 「とわかわ」の意味・読み・例文・類語

とわ‐かわ〔とはかは〕

[副]《「とばかわ」とも》あわてるさま。せかせかするさま。とっぱかわ
「―かしこへ急ぎ行く」〈浄・先代萩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とわかわ」の意味・読み・例文・類語

とわ‐かわとはかは

  1. 〘 副詞 〙 ( 「とばかわ」とも ) =とっぱかわ
    1. [初出の実例]「いざ急がんとちょこちょこ走り、とはかは、口にぞ着きにける」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む