ドンピーコー輝石(読み)ドンピーコーきせき

最新 地学事典 「ドンピーコー輝石」の解説

ドンピーコーきせき
ドンピーコー輝石

donpeacorite

化学組成(Mn, Mg)MgSi2O6鉱物直方晶系,空間群Pbca, 格子定数a1.8384nm, b0.8878, c0.5226, 単位格子中8分子含む。互いにかみ合った微細な粒状結晶の集合。黄橙色,ガラス光沢。劈開{110}に完全。硬度5~6,比重3.36。薄片では無色,屈折率α1.677, β1.684, γ1.692, 2V(-)62°~88°。輝石グループのM2席がマンガンに富む直方輝石。同構造のエンスタタイト成分を固溶。米国ニューヨーク州Balmatの変成マンガン鉱石中に,チロディ閃石・ブラウン鉱・含マンガンドロマイトなどを伴う。日本では北海道爾志郡熊石町館平の変成岩中の,加納輝石-パイロクスマンジャイト帯とテフロ石帯の境界部に産し,常に加納輝石と共存。名称は米国ミシガン大学の鉱物学者Donald R.Peacorにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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