直方晶系(読み)チョクホウショウケイ

最新 地学事典 「直方晶系」の解説

ちょくほうしょうけい
直方晶系

orthorhombic

7つの結晶系の1つ。直方体晶系とも。直方晶系では,互いに直交する位数が2の対称要素を3つ有する空間格子をもつ。この条件を満たすと,一般的な単位胞は,繰り返し周期が異なる3本の結晶軸が互いに直交する関係となる。3つの結晶軸には,位数差がない(同格な)ため,結晶軸の取り方には任意性が生じる。2014年以前は,日本語表記で「斜方晶系」を使用していたが,現在は,日本結晶学会ならびに日本鉱物科学会からの提案で,「直方晶系」を用いることが推奨されている。これに伴い,一部の鉱物名が変更された。

執筆者:

参照項目:ステレオ投影と対称操作・32晶族
参照項目:結晶格子タイプと対称操作・空間群
参照項目:32晶族(点群)の同価点と対称要素の配置
参照項目:結晶系,格子タイプ,晶族,空間群一覧

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む