ナスニン

栄養・生化学辞典 「ナスニン」の解説

ナスニン

 アントシアニンうち,デルフィニジン系に属する色素ナスの青紫色の色素.グリコシド

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のナスニンの言及

【ナス(茄∥茄子)】より

… 果実100g中の成分は水分94.1g,糖質3.4g,タンパク質1.1g,脂質0.1g,灰分0.6g,ビタミンA23IU(国際単位),ビタミンB10.04mg,ビタミンB20.04mg,ビタミンC5mgである。果皮の色素はナスニンnasuninと呼ばれるアントシアンで,色素の本体はデルフィニジンdelphinidinである。この色素は鉄塩と青色の複塩を作りやすい。…

※「ナスニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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