グリコシド

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「グリコシド」の意味・読み・例文・類語

グリコシド

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] glycoside ) 糖類の水酸基中の半アセタール状水酸基と、各種のアルコールフェノールカルボン酸アルデヒドなどの作用基の間でエーテル型に結合した化合物総称天然には植物界に広く存在配糖体
    1. [初出の実例]「は〈略〉アルカロイド又はグリコシード類似の成分を検出したるものなきを以て」(出典風俗画報‐三三八号(1906)飲食門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グリコシド」の意味・わかりやすい解説

グリコシド
glycoside

分子がそのヘミアセタール水酸基と他の分子との間で脱水縮合した化合物の総称。この結合をグリコシド結合という。糖と糖とがグリコシド結合したものはホロシドといわれ,少糖類や多糖類がこれにあたる。また糖と糖以外の物質とグリコシド結合したものはヘテロシドといわれる。普通配糖体といわれるものはこれにあたる。グリコシドの糖部分がグルコースフルクトースマンノースなどの場合に,グルコシドフルクトシド,マンノシドなどと呼ばれる。グリコシド結合する糖分子の炭素原子立体配置によって,α-グリコシドとβ-グリコシドの異性体がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「グリコシド」の解説

グリコシド
グリコシド
glycoside

[同義異語]配糖体

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む