ナトゥラ峠(その他表記)Natu La

改訂新版 世界大百科事典 「ナトゥラ峠」の意味・わかりやすい解説

ナトゥ・ラ[峠]
Natu La

インド北東部,シッキムチベットの境にある峠。標高4310m。シッキム州都ガントクGangtokの東北東24kmにある。インド・チベット間の主要交易路を結び,シッキムからチベットのチュンビ渓谷へ通じる。かつて多くの旅行家が,ここを通ってチベット入りをした。しかしイギリスは1879年チベットへの通路として,この峠の南にあるジェレップ・ラJelep La峠(4374m)への道を完成し,それがカリンポンとチュンビ渓谷を結ぶ最短路となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 高山

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む