現代外国人名録2016 「ニコラド・クレシー」の解説
ニコラ ド・クレシー
Nicolas De Crécy
- 職業・肩書
- 漫画家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1966年9月29日
- 出生地
- リヨン
- 経歴
- フランス・ディズニー・スタジオ勤務を経て、フランスの漫画バンド・デシネ(BD)の作家になる。アレクシオス・チョージャ原作の「フォリガット」(1991年)を制作後、’94年に第1巻が刊行された「天空のビバンドム」はその芸術性の高さで大きな話題となる。その後、アニメーション作家として知られるシルヴァン・ショメを原作に迎えた3部作「麻薬のレオン」(’95〜98年)、「プロゾポプス」(2003年)、「サルヴァトーレ」(2005〜2006年)、「氷河期」(2005年)などを制作。また、ショメ監督のアニメーション作品「老婦人とハト」では美術を担当した。日仏合作漫画「JAPON」の企画で来日し、そこで描いた短編「新しい神々」(2005年)は、のちにブラジルでの滞在経験を加えて、「ある幽霊の日記」(2007年)として発表される。2010年「氷河期」と「天空のビバンドム」の邦訳刊行を機に来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報