ぬがなう

精選版 日本国語大辞典 「ぬがなう」の意味・読み・例文・類語

ぬがな・うぬがなふ

  1. 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 動詞「ながらう(流)」の上代東国方言 ) 流れていく。時間が経過する。のがなう。
    1. [初出の実例]「うべ児なは吾(わぬ)に恋ふなも立と月(つく)の努賀奈敝(ヌガナヘ)行けば恋ふしかるなも」(出典万葉集(8C後)一四・三四七六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む