ぬっくと

精選版 日本国語大辞典 「ぬっくと」の意味・読み・例文・類語

ぬっく‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. まっすぐに毅然として立っているさまを表わす語。ぬっきり。
    1. [初出の実例]「向うにぬっくと立はだかった跂公の三つ目入道」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)
  3. 勢いよく立ち上がったり頭をもたげるさまを表わす語。すっくと。ぬっきり。
    1. [初出の実例]「富岡老人釣竿を投出してぬっくと起(たち)上がった」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android