ぬめっと

精選版 日本国語大辞典 「ぬめっと」の意味・読み・例文・類語

ぬめっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 なめらかでぬるぬるしたさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「方文錦は、青白い、ぬめっとした皮膚をもち」(出典:香港にて(1958)〈堀田善衛〉)
    2. 「薄暗い畳の上を細い木の筒に巻いたヌメッと光る色とりどりの刺繍糸が走り」(出典:父の詫び状(1978)〈向田邦子〉ねずみ花火)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android