百科事典マイペディア 「ノキア・グループ」の意味・わかりやすい解説 ノキア・グループ[会社]【ノキアグループ】 フィンランド最大の民間企業グループ。携帯電話端末の生産を行う移動電話部門とケーブルなど通信ネットワーク用のインフラ機器の生産,システム開発を行う通信部門が主体だが,他にもパソコンモニターの製造,デジタル衛星やケーブルネットワークの開発なども手がける。携帯電話端末の販売台数,売上高では世界第1位(世界シェア約39%,2007年)。生産拠点は10ヵ国,事業展開は世界45ヵ国に及び,その製品は世界130ヵ国で販売されている。設立は古く,1865年建設のパルプ工場に始まる。化学製品,ゴムなど多数の事業を営むコングロマリットに成長したのち,早くから無線通信分野の研究・開発を進め,1990年代には通信分野に的を絞って事業展開した結果,世界的な通信企業となった。本社エスポー。2011年12月期売上高は386億5900万ユーロ。日本法人ノキア・ジャパンは1989年設立。本社東京。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by