はだれ霜(読み)ハダレシモ

デジタル大辞泉 「はだれ霜」の意味・読み・例文・類語

はだれ‐しも【はだれ霜】

薄くまばらにおいた霜。
天雲のよそにかりが音聞きしより―降り寒しこの夜は」〈・二一三二〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「はだれ霜」の意味・読み・例文・類語

はだれ‐しも【はだれ霜】

  1. 〘 名詞 〙 薄くおりている霜。
    1. [初出の実例]「天雲の外(よそ)に雁が音聞きしより薄垂霜(ハだれしも)降り寒しこの夜は」(出典万葉集(8C後)一〇・二一三二)

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