最新 地学事典 の解説
ハンタッシュ-ヤコブのひょうじゅんきょくせんほう
ハンタッシュ-ヤコブの標準曲線法
Hantush-Jacob type curve method
M.S.HantushとC.E.Jacob(1955)が提唱した漏水系帯水層のための揚水試験の解析方法。透水量係数T,漏水関数(k′/b),貯留係数Sが算出できる。基本式はタイスの公式に類似するが,漏水系の井戸関数W(u,r/B)を導入した非平衡式であることが特徴。水位降下量をs, 揚水井からの距離をr, 揚水継続時間をt, 漏水関数をBとしたとき,W(u,r/B)とu(=S/4T・r2/t)に関する標準曲線と,両対数方眼紙の横軸に1/tあるいはr2/tを,縦軸にsをとった実測値の曲線とを重ね合わせて,マッチポイントのW(u, r/B),1/u, s, tを読み取り,各係数を求める。
執筆者:五月女 寛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

