バリナス州(読み)バリナス(その他表記)Barinas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バリナス州」の意味・わかりやすい解説

バリナス〔州〕
バリナス
Barinas

ベネズエラ北西部の州。州都バリナス。北西部にメリダ山脈の南東斜面を含むほかは,全域リャノスと呼ばれる広大な熱帯草原に属し,オリノコ川支流アプレ川が州の南境をなす。ベネズエラ有数の牧牛地帯であるが,灌漑農業石油産業,製造業などの発展に伴って,州経済は多様化した。特に 1948年の油田の発見は大きな変化をもたらし,現在カリブ海沿岸の主要港プエルトカベヨまで,延長 300km以上のパイプラインが延びている。主要交通路は州都を中心とした道路網。面積3万 5200km2。人口 45万 6246 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む