20世紀日本人名事典 「パク・チュングム」の解説
パク・チュングム
パク チュングム
朴/春琴
07の政治家 元・衆院議員。
- 国籍
- 韓国
- 生年
- 1891年4月17日
- 没年
- 1973年3月31日
- 出生地
- 慶尚南道密陽県邑内三門里
- 学歴〔年〕
- 密陽漢文書塾卒,日語学校卒
- 経歴
- 1907年ごろ渡日。内鮮融和運動に投じ、’21年相愛会総本部を設立、李起東会長のもとで副会長となり、同会大阪本部、愛知県本部各会長を兼務、相愛会館常務理事。’32年東京府4区から衆院議員選に立候補、朝鮮人として初当選し、’37年にも再選。一方、朝鮮鉱業会社取締役、日鮮起業常務、片倉生命保険顧問、やまと新聞社顧問などを歴任した。’45年京城で大義党を結成、党首となり朝鮮独立運動家の一掃を試みたが失敗、朝鮮解放後民族反逆者に指名された。のち民団中央本部顧問などを務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報