パラレルインターフェース(その他表記)parallel interface

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

パラレル・インターフェース

複数のデータを並列に転送する伝送方式パソコンと周辺機器の接続に用いられる。複数のデータ線を用いて、一度に多くのデータを送信できるので効率がいい。これによって送られる信号を「パラレル信号」と呼ぶ。代表的な例として、IEEE1284ATASCSIなどがある。一般的に、シリアル・インターフェースより伝送は高速だが、周辺機器との接続ケーブルが長い場合など、長距離データ伝送には向いていない。データ伝送方式の現在の主流はシリアル・インターフェース。

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世界大百科事典(旧版)内のパラレルインターフェースの言及

【入出力装置】より

…入出力インターフェースには,パソコンだけをとっても,次のように多数のものがある。主にパソコンの内部と外部とのインターフェースとして,RS-232C,USB,IEEE1394,10Base-T,MIDIなどのシリアルインターフェース,セントロニクス,SCSIなどのパラレルインターフェース,赤外線無線通信のためのIrDAなどがある。また,パソコン内部に装着する周辺装置のためのインターフェースとして,PCI,ISA,PCMCIA,IDEなどがある。…

※「パラレルインターフェース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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