接続(読み)セツゾク

デジタル大辞泉 「接続」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぞく【接続】

[名](スル)
二つ以上のものがつながること。また、つなぐこと。「スイッチ接続が悪い」「電気コード接続する」「文と文を接続する」
二つ以上の交通機関連絡していること。「支線との接続がいい」「次の停車駅で急行と接続する」
[類語]連絡繋ぐつながり結び付き連係結う結ぶ結わえる縛るくくりつける取り結ぶ縛り付ける縛り上げる結い上げる結わえ付ける結わく継ぐつなぎ止めるもや結び付ける継ぎ合わせる結び合わせる連結

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精選版 日本国語大辞典 「接続」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぞく【接続】

  1. 〘 名詞 〙 つづくこと。つながること。また、つづけること。つなぐこと。
    1. [初出の実例]「血脈 人身の血脈でたとへて云。文理接続のなりを云ぞ」(出典:大学垂加先生講義(1679))
    2. 「海外の線へ接続(セツゾク)(〈注〉ツツク)すべき重大の事業に付昨未十月厚き御布告の旨も有候処」(出典:新聞雑誌‐四一号・明治五年(1872)四月)
    3. 「この線がもっと大きな幹線鉄道に接続しているところまで行って」(出典:薪小屋(1962)〈庄野潤三〉一)

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改訂新版 世界大百科事典 「接続」の意味・わかりやすい解説

接続 (せつぞく)
connection

多様体上に与えられた関数に対して微分概念を単純に拡張することはやさしい。しかし,それをベクトル場に対して行うとき,その拡張が座標系の選び方に依存するという不つごうが生ずる。この不つごうをある種の微分形式(とベクトル場との積)に吸収させることによって微分の一般化である共変微分が不ぐあいなく定義されるが,この目的に用いられる微分形式を接続形式,または略して接続という。あるいは近代的な用法では,ベクトル場に対して種々の方向への共変微分を対応させる操作そのものを接続ということもある。共変微分,したがって接続を作る方法には種々ありうるが,計量から導かれるものがよく知られている。これは,例えば(ユークリッド)空間内の曲面の場合,その隣接点PQとそこで与えた接ベクトルXYに対して,いったんYPにおける接空間へ正射影してY′を作り,その上でX-Y′とP-Qとの(ある種の)比を考えて得られる。一方,微分の単純な拡張は,単にX-YP-Qの比であるから,接続形式はこれらの間の差(とさらにXとの比をとったもの)に対応するとも考えられる。
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普及版 字通 「接続」の読み・字形・画数・意味

【接続】せつぞく

続く。

字通「接」の項目を見る

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「接続」の解説

接続

「コネクション」のページをご覧ください。

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