パレスチナの国家承認

共同通信ニュース用語解説 「パレスチナの国家承認」の解説

パレスチナの国家承認

独立国家建設と国連加盟を目指すパレスチナを、主権を持った国として他の国が認めること。国連に加盟する193カ国中、約150カ国が国家承認している。元々はアラブ諸国や新興・途上国が主だったが、昨年にはスペインアイルランドが承認、先進国でも承認の動きが目立っている。日本は承認していない。現在、国連でのパレスチナの地位は投票権のない「オブザーバー国家」にとどまる。国連安全保障理事会では昨年4月、米国の拒否権行使により、パレスチナの国連正式加盟を勧告する決議案が否決された。(共同)

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