パーサイト状(読み)パーサイトじょう(その他表記)perthitic

岩石学辞典 「パーサイト状」の解説

パーサイト状

カリ長石とNaに富む斜長石連晶で,含まれている鉱物,気泡,葉理などの形や比率は変化し,母体と包有物との境は一般に明白ではない.カリ長石の主晶に斜長石が含まれるのがパーサイトで,斜長石の主晶にカリ長石が含まれるのがアンチパーサイトである[Bowes : 1989].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む