日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒラマキガイ」の意味・わかりやすい解説 ヒラマキガイひらまきがい / 平巻貝 軟体動物門腹足綱ヒラマキガイ科に属する巻き貝の総称。この科Planorbidaeの日本産種は約16あるが、いずれも微小形で、代表的な1種ヒラマキミズマイマイGyraulus chinensisのほか、琵琶(びわ)湖特産のカドヒラマキガイG. perstriatulaなどがある。インド、東南アジア産のインドヒラマキガイIndoplanorbis exustusは、レッドスネールred snailとよばれ、観賞用熱帯魚の水槽の壁に生えた藻類を食べるため掃除用として入れられる。[奥谷喬司][参照項目] | ヒラマキミズマイマイ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例