びらくら(読み)ビラクラ

デジタル大辞泉 「びらくら」の意味・読み・例文・類語

びら‐くら

不始末。ふしだら。
「兄に負うせてかね盗み、所々の―を仕舞はんと」〈浄・二枚絵草紙〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びらくら」の意味・読み・例文・類語

びら‐くら

  1. [ 1 ] 不始末。ふしだら。
    1. [初出の実例]「銀盗み、所所のびらくらをしまはんと」(出典:浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)下)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 布などが破れほころびて目ざわりなさま。びらびら。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む