最新 地学事典 「ビンディヤン」の解説
ビンディヤン
Vindhyan
インド中部マディヤプラデシュ州ナーマダリフト北岸のビンジャン山地に分布する膨大な砂岩層。ビンディヤ系とも。原生代中期の陸成層でダイヤモンドを含む礫岩層が特徴。これより若干古い南部のカッダパーとともにインド楯状地の代表的なプラットフォーム堆積物であり,両者を一括してプラナと呼ぶことがある。アラバリ,ブンデルカンド・クラトンの中央を分割して南北に走り,さらにブンデルカンドの南縁を取り巻くような弧状の分布を示し,約1,000万km2に広がる。全層厚は24,000m。西縁はグレートバウンダリースラストで切られ,南西部はデカントラップに覆われる。南縁はインド中央構造帯で,原生代中期の変形運動を受けている。
執筆者:A.T.Rao・吉田 勝
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

