ビントンサーフ(英語表記)Vinton Gray Cerf

現代外国人名録2016 「ビントンサーフ」の解説

ビントン サーフ
Vinton Gray Cerf

職業・肩書
実業家,コンピューター科学者 グーグルインターネット・エバンゲリストチーフ

国籍
米国

生年月日
1943年6月23日

出生地
コネティカット州ニューヘブン

専門
インターネット

学歴
スタンフォード大学数学科〔1965年〕卒,カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院コンピューター科学科〔1969年〕修士課程修了

学位
工学博士(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)

勲章褒章
自由勲章(米国大統領)〔2005年〕

受賞
C&C賞〔1996年〕,米国国家技術メダル〔1997年〕,日本国際賞(第24回)〔2008年〕

経歴
スタンフォード大学(教授)、米国国防総省高等研究開発局、MCIデジタル・インフォメーション・サービシーズに勤務。1982〜86年副社長。’94年〜2005年インターネットアーキテクチャー・技術担当の上席副社長。1998年米国航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の名誉研究員に就任、NASAと共同で惑星間を結ぶ高速インターネットの研究開発を進める。一方、’60年代後半からインターネットの基盤技術の通信プロトコル・TCP/IPの開発を手掛け、’77年3つの全く異なるネットをつなぐ実験に成功。ネット普及を目的とする非営利国際団体インターネット・ソサエティを設立し、’92〜95年初代代表、’99年会長を務める。2005年よりグーグルのインターネット・エバンゲリストチーフ。“インターネットの父”と呼ばれる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ビントンサーフ」の解説

ビントン・サーフ

TCP/IPの開発者の1人で、中心的な役割を果たした。1943年米国生まれ。スタンフォード大学を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院でコンピューターサイエンスを学び、博士号を取得した。1974年、インターネットの基礎となるデータ転送プロトコル「TCP/IP」を開発、提唱したことから「インターネットの父」と呼ばれる。国防省に勤務した後、米MCI社で副社長を務める。2005年、Google社に移籍し、現在は同社の副社長兼チーフ・インターネット・エバンジェリストを務めている。

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