普及版 字通 の解説
15画
[字訓] つとめる・はげむ
[字形] 形声
声符は黽(びん)。黽はの初文。〔詩、風、谷風〕「黽(びんべん)して心を同じうす」の〔釈文〕にまたに作り「ほ強のごときなり」という。字はまた俛勉(べんべん)・閔勉・勉(びんべん)・牟勉(ぼうべん)・茂勉(ぼうべん)・(ぼうぼ)・文(ぶんぼ)・密勿(みつふつ)・没(めんぼつ)などに作り、みな二字連語。連読のときの音は閔(びん)、分用のときは勉(べん)の音でよむ。
[訓義]
1. つとめる、はげむ。
2. つかのま、まつ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ツトム・アフグ
[語系]
・黽・・・mienは同声。min、(勉)・俛mianは声義近く、通用の語である。
[熟語]
俛▶・勉▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報