デジタル大辞泉
「字形」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じ‐ぎょう‥ギャウ【字形】
- 〘 名詞 〙 ( 「ぎょう」は「形」の呉音 ) 文字の形。じけい。〔文明本節用集(室町中)〕
- [初出の実例]「和刻の古板の方などは本文の字形(ジキョウ)細小にして註にまぎれ、童子輩よみにくし」(出典:授業編(1783)一)
じ‐なり【字形】
- 〘 名詞 〙 文字のかっこう。じけい。また、文字にあらわした様子。
- [初出の実例]「軽薄は、字なりは、軽く薄なり。人の軽忽にして、実もなく、をちつかぬありさま也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
じ‐けい【字形】
- 〘 名詞 〙 文字のかたち。
- [初出の実例]「四十八をあはせて、字形とせり」(出典:名語記(1275)五)
- [その他の文献]〔盧綸‐送李校書赴東川詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「字形」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の字形の言及
【文字】より
…表意的とか表音的とかいう性質は体系としての〈文字〉についてみられるのではなくて,それぞれの体系を構成している個々の要素である〈字〉についていわれることなのである。 文字体系を構成するこの個々の字については,〈字体〉と〈字形〉という区別が問題とされる。字は具体的な形をもって実現されるが,それは書き手のちがいにより,また同一の書き手にあっても,1回ごとに異なる形で実現される。…
※「字形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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