ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビーマラーン舎利容器」の意味・わかりやすい解説 ビーマラーン舎利容器ビーマラーンしゃりようきBīmarān śarīra casket アフガニスタンのジェララバード近郊のビーマラーン第2ストゥーパ (仏塔) から 19世紀に発掘された舎利容器。大英博物館蔵。円筒形の黄金製でふたを欠く。高さ約 10cm。容器とともにアゼス1世 (前1世紀中頃) の銅貨が発見されたため,仏像の創始年代に議論を呼んだが,現在ではこの容器を2世紀末頃の作とする説が強い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by