ピシバニール(その他表記)Picibanil

デジタル大辞泉 「ピシバニール」の意味・読み・例文・類語

ピシバニール(Picibanil)

抗悪性腫瘍溶連菌製剤の薬品名。溶血性連鎖球菌ペニシリンで処置してつくる。消化器がん甲状腺癌肺癌に適用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のピシバニールの言及

【制癌薬】より

…悪心,嘔吐は一般にみられる。日本では細胞性免疫を活性化する溶連菌製剤,OK‐432(ピシバニール),サルノコシカケ科カワラタケ多糖体PSK(クレスチン)も制癌薬に含まれ,それぞれ化学療法と併用して固形癌の治療に利用されている。一般には免疫療法剤に分類されることが多い。…

※「ピシバニール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android