ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファイゴン」の意味・わかりやすい解説 ファイゴンPhygon ジクロン (2,3-ジクロル-1,4-ナフトキノン) を有効成分とする農業用殺菌剤の商品名。 1943年にアメリカで散布用,種子粉衣用殺菌剤として市販された。製品は水和剤 (50%,30%) のほか有機硫黄剤との混合剤になっている。きゅうりのべと病,うどん粉病,炭疽病,立枯病,すいかの炭疽病,トマトの疫病,りんごの斑点落葉病などの防除に使われる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by