現代外国人名録2016 「ファビオラジャノッティ」の解説
ファビオラ ジャノッティ
Fabiola Gianotti
- 職業・肩書
- 物理学者 欧州合同原子核研究機関次期(CERN)所長,エディンバラ大学名誉教授
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1962年10月29日
- 出身地
- ミラノ
- 専門
- 素粒子物理学
- 学歴
- ミラノ大学卒
- 学位
- 博士号(素粒子物理学,ミラノ大学)〔1989年〕
- 資格
- イタリア科学アカデミー会員
- 勲章褒章
- イタリア共和国功労勲章グランデ・ウッフィチャーレ章〔2012年〕
- 受賞
- エンリコ・フェルミ賞〔2013年〕,ニールス・ボーア研究所栄誉メダル〔2013年〕,ウプサラ大学名誉博士号,スイス連邦工科大学ローザンヌ校名誉博士号
- 経歴
- 音楽院のピアノ専攻で学位を取得したのち、ミラノ大学で素粒子物理学を専攻し、1989年博士号を取得。’94年より欧州合同原子核研究機関(CERN)に研究員として所属し、UA2、ALEPH、ATLASなどの実験グループにおいて、検出装置の開発やデータ分析などに取り組む。2009年38ケ国3000人の研究者からなるATLAS実験グループのプロジェクトリーダーとなり、2012年7月ヒッグス粒子とみられる新粒子発見を発表し、注目を浴びる。2013年エディンバラ大学名誉教授。2014年11月CERN初の女性所長に選出される(任期は2016年1月から5年)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報