所長(読み)ショチョウ

デジタル大辞泉 「所長」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちょう〔‐チヤウ〕【所長】

研究所出張所など、所とよばれる施設の長。
長じている点。長所。⇔所短
「互に其―を採らずして却て其所短を学ぶ者多し」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「所長」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちょう‥チャウ【所長】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 出張所、研究所など、「所」という名称のついている施設の最高責任者。
    1. [初出の実例]「水産講習所に左の職員を置く 所長一人」(出典:水産講習所官制(明治三〇年)(1897)二条)
  3. 長じている点。得意とするところ。長所。
    1. [初出の実例]「固非其所長」(出典日本詩史(1771)一)
    2. 「互に其所長を採らずして却て其所短を学ぶ者多し」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉五)
    3. [その他の文献]〔任昉‐王文憲集序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「所長」の読み・字形・画数・意味

【所長】しよちよう

得意のこと。

字通「所」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android