フェニルグリオキサール

化学辞典 第2版 「フェニルグリオキサール」の解説

フェニルグリオキサール
フェニルグリオキサール
phenylglyoxal

benzoylformaldehyde.C8H6O2(134.13).安息香酸エチルにカリウムメチルスルフィニルメチドを作用させて生成するフェニルグリオキシサールのチオアセタールを,酢酸銅(Ⅱ)で処理してつくる.黄色の液体.沸点63~65 ℃(66 Pa).一水和物は融点94 ℃.pH 8~9でタンパク質中のアルギニン残基と特異的に反応するので,アルギニンの選択的修飾試薬として使用されている.[CAS 1074-12-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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