ブラーマ

百科事典マイペディア 「ブラーマ」の意味・わかりやすい解説

ブラーマ[種]【ブラーマ】

肉用鶏の一品種。インドのブラマプトラ川流域原産。英米で改良された。羽毛多く,淡色か淡黄色で脚毛がある。体格は大きく,雄で5kg内外,雌で4kg内外。ブロイラー発達に伴い,肉用として飼われることは少なくなったが,愛玩用として多少残存。
→関連項目ニワトリ(鶏)

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世界大百科事典(旧版)内のブラーマの言及

【ニワトリ(鶏)】より

…最近では本種の中に作られた近交系間の交雑種や,他品種との交雑種が実用鶏として広く利用されている。
[肉用種]
 第2次大戦前まではコーチン種Cochin(中国原産で,イギリスとアメリカで改良)やブラーマ種Brahma(イラスト)(インド,マレー地方原産で,イギリスとアメリカで改良)のような,晩熟だが体重が4.0~5.4kgもある大型の肉質のよい品種が採肉用に飼育されていた。最近では発育の早い一代雑種や三元交雑種,四元交雑種の雛を,生後8~10週で体重1000~1800gにまで育てあげて利用するブロイラー養鶏が盛んになってきた。…

※「ブラーマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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