ブレーンマシンインターフェース(その他表記)brain-machine interface

知恵蔵 の解説

ブレーン・マシン・インターフェース

脳の情報を読み取って機械を制御する技術のこと。これが実現すれば、考えただけで思い通りに機械を動かせるようになる。本格的な研究は2000年ごろから始まった。話したり書いたりできない人が周りに意思を伝えられるような道具開発などを目指し、動物実験などが進んでいる。だが、脳の情報を読み取るには今のところ大きな装置が必要で、しかも100%正確に読み取ることはできていない。また、機械とつなぐことによる脳への影響未知部分が多く、それがはっきりしなければ実用化は無理だといった指摘もある。

(高橋真理子 朝日新聞記者 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む