マンマシンインターフェース(その他表記)man-machine interface

デジタル大辞泉 の解説

マンマシン‐インターフェース(man-machine interface)

人間コンピューターなどの機械との情報のやり取りを媒介する、キーボードタッチパネルディスプレーなどの入出力装置。また、そのためのプログラムや仕組み、考え方などを広く指していう。ヒューマンインターフェース。ヒューマンマシンインターフェース。HMI(human-machine interface)。MMI

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マン・マシン・インターフェース
man-machine interface

人間と機器の間を仲介する,情報の相互伝達にかかわる仕組みの総称コンピュータを利用するとき,指示を出し,情報を得るために行なう取り決めのこと。機器へ命令する際にキーボードから文字で打つのか,またはマウスで画面上のアイコンをクリックするのか,についての取り決めは使いやすさに大きく影響する。オフィスパーソナル・コンピュータなどによって OA化(→オフィス・オートメーション)されるとき,使い勝手が悪いと仕事の効率や正確性に大きくかかわる問題となる。近年は音声入力,手書き入力などのように,人間が使いやすいかたちになるよう開発が行なわれている。同時に,使う側にも知識や能力コンピュータリテラシー)が求められる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマンマシンインターフェースの言及

【ヒューマンインターフェース】より

…ここでは,もっぱら,人の身体・生理機能と道具・機械との適合性が検討された。ただし,この頃は,マン・マシンインターフェースと呼ばれ,人間工学の一分野として研究されてきた。 これをHI研究の第1の波とすると,第2の波が,コンピューターという新たな知的対話マシンの急速な普及に伴って,1960年代初頭におとずれた。…

※「マンマシンインターフェース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android