ブロンプトンカクテル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロンプトンカクテル」の意味・わかりやすい解説

ブロンプトンカクテル

癌性疼痛 (とうつう) の治療に用いられる飲み薬。鎮痛効果の強い麻薬に,ワインやジン,シロップ,レモン水などを加えてカクテルにしたもので,ロンドンのブロンプトン病院で考案された。飲みやすく,鎮痛効果は強いといわれる。また飲み薬のため,入院患者ばかりではなく自宅療法の患者にも投与できる利点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android