癌性疼痛(読み)がんせいとうつう(その他表記)cancer pain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「癌性疼痛」の意味・わかりやすい解説

癌性疼痛
がんせいとうつう
cancer pain

末期癌患者の 70~80%に見られる慢性痛をいう。徐々に強くなるため,患者の肉体精神に与える苦痛は大きく,生命を維持しようという意欲も失わせてしまう。このため,患者の痛みを和らげることは,末期癌患者の治療では重要なポイントになる。具体的にはブロンプトンカクテル,神経ブロック,WHO方式癌疼痛治療法,硬膜外モルヒネ投与法などがある。

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