ベストマンナ諸島(その他表記)Vestmannaeyjar

改訂新版 世界大百科事典 「ベストマンナ諸島」の意味・わかりやすい解説

ベストマンナ[諸島]
Vestmannaeyjar

アイスランド南方の7~30km沖にある火山性群島。総人口4900(1991)。16の島と岩礁から成り,1963年11月に海中噴火で生じたスルスエイSurtsey島は最南西端。最大・有住の島はヘイマエイHeimaey島(家島)で,北東部に漁業中心地ベストマンナエイヤルがある。73年1月の噴火前にはもっと多く,ほぼ全部の5300人が一時本土に避難した。残った人は迫る溶岩を海水ポンプで固まらせ,港や魚加工工場を救った。現在,ホテル,銀行,病院,運動場などもあり,本土との間に定期航空路やフェリーもある。ベストマンとは〈西方人〉の意味で,ケルト人を指す。
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