ホソオチョウ

小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ホソオチョウ」の解説

ホソオチョウ
学名:Sericinus montela

種名 / ホソオチョウ
目名科名 / チョウ目|アゲハチョウ科
解説 / 韓国から、人為的に日本に持ちこまれたチョウです。ウマノスズクサの生える、明るい草原で見られます。
体の大きさ / (前ばねの長さ)25~35mm
分布 / 本州、九州
成虫出現期 / 5~9月
幼虫の食べ物 / ウマノスズクサ

出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報

世界大百科事典(旧版)内のホソオチョウの言及

【アゲハチョウ(揚羽蝶)】より

…北海道,本州,四国に分布するウスバシロチョウ),ギフチョウ属2種(北海道,東北,中部内陸産のヒメギフチョウ。本州特産のギフチョウ)と最近東京付近に定着したと見られるホソオチョウの計6種が分布している。 アゲハチョウ亜科Papilioninaeには490余種が含まれる。…

【チョウ(蝶)】より

…とくに日本では世界でも例の少ない国蝶にオオムラサキを指定し,その保護に努めているし,特別天然記念物1種(ミカドアゲハ),天然記念物9種(ルーミスシジミ,ウスバキチョウなど)を国が指定しているほか県や市が指定しているチョウはたくさんあって,いずれも許可なく採集することはできない。 一方,近年になって東京都とその周辺で韓国産のホソオチョウが各地の丘陵で数多く見られるようになり,すでに定着したかにみえるが,これは人為的にもち込まれた帰化種でありウマノスズクサを食べるところから同じ食草を食べる在来のジャコウアゲハが圧迫されはじめている。植物を食べる昆虫は植物防疫法でかたく輸入が禁じられているにもかかわらず,ひそかに持ち込まれる例があってホソオチョウのように在来種に影響をもたらすことはきわめて遺憾である。…

※「ホソオチョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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