普及版 字通 「ホ・やむ・つかれる」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] やむ・つかれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は甫(ほ)。〔説文〕七下に「むなり」とあり、とは疾の甚だしい状態をいう。〔書、泰誓下〕に「四を毒す」、〔詩、周南、巻耳〕に「我が僕(や)みぬ」とあり、つかれ苦しむさまをいう。
[訓義]
1. やむ、やまい。
2. つかれる、なやむ、くるしむ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヤミヌ・ヤム 〔字鏡集〕 ヤム・ヤマヒ・ヤミヌ
[語系]
phuaは疲piai、罷bai、敝・斃biatと声近く、一系をなす語である。
[熟語]
峭▶・▶・毒▶
[下接語]
少・力・淪
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報