ほろに(読み)ホロニ

デジタル大辞泉 「ほろに」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐に

[副]散り乱れるさま。ばらばら。
天雲を―踏みあだし鳴る神も今日にまさりてかしこけめやも」〈・四二三五〉

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精選版 日本国語大辞典 「ほろに」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐に

  1. 〘 副詞 〙 擬声語的なもので、ばらばらなさまを表わす語か。
    1. [初出の実例]「天雲を富呂爾(ホロニ)踏みあだし鳴神も今日にまさりて畏けめやも」(出典万葉集(8C後)一九・四二三五)

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