ホンフサアンコウ(その他表記)Chaunax fimbriatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホンフサアンコウ」の意味・わかりやすい解説

ホンフサアンコウ
Chaunax fimbriatus

アンコウ目フサアンコウ科の海水魚全長 30cm内外。頭は大きく球状で多少縦扁するが,尾部は細く短い。眼は大きい。吻上にある背鰭のとげは小さな触手状突起(誘引突起)に変形していて,後方に倒すと溝の中に納まる。体は淡赤色で,黄色の不規則な斑紋が散在する。千葉県の銚子以南,九州‐パラオ海嶺,東シナ海インドネシアオーストラリアに分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android