斑紋/斑文(読み)ハンモン

世界大百科事典 第2版の解説

はんもん【斑紋 mottling】

土壌用語。自然の土塊を割ってみると,局部的に地色と異なった色の模様がみられることがあり,これを斑紋とよぶ。日本でもっとも普通なのは,水田土壌の灰色の地色に散在する赤褐色(鉄)や褐黒色(マンガン)の斑紋である。湛水(たんすい)状態で生成する還元態の2価の鉄イオンFe2+やマンガンイオンMn2+が,落水後酸化されて局所的に濃縮して沈殿してできる。その形状により根の穴に沿った糸根状,割れ目表面の膜状,基質中の雲状,点状などに分けられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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