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ぼんのくぼ

改訂新版 世界大百科事典 「ぼんのくぼ」の意味・わかりやすい解説

ぼんのくぼ

項(うなじ)の後面中央部の浅いへこみ。子どもでよく見える。へこみの両側の高まりは頭半棘筋による。

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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 藤田

世界大百科事典(旧版)内のぼんのくぼの言及

【髪形】より

…女子はほとんど下げ髪で変わらず,切禿(きりかむろ)という〈おかっぱ〉の一種のものや,頭の頂に小さい髷をつけ,まわりの毛を下げた形の芥子和気(けしわげ)とよばれる髪形などがある。幼児のおもに男子の髪形に,髪を剃り落とし,部分的に髪を残した髪形が近世より流行し,芥子坊(けしぼう),ごんべ(権兵衛),ぼんのくぼ(盆の窪)などの名がある。江戸後期から明治にかけて,女子は少女期になると,髷をつけ,おたばこ盆,桃割(ももわれ),結綿(ゆいわた),島田と,嫁入前まで年齢に応じて結い分けられていた。…

【うなじ(項)】より

…皮下には脊柱の棘突起と後頭骨との間に項中隔(または項靱帯(じんたい))という弾性靱帯があって,頭が前へのめるのをゴムのひものように後方へ引きとめている。項中隔の両側には筋肉(主として横突後頭筋)が堤防状に走っているため,うなじの外表には正中部に〈ぼんのくぼ〉というへこみがある。小児ではとくによく発達している。…

【背】より

…くびの後面をとくに〈うなじ(項)〉という。直立位では背面正中線上には縦に走る溝があるが,この溝は,子どものうなじではとくに深くなっていて,これを〈ぼんのくぼ(項窩(こうか))〉という。背中の皮膚をむくと,その下にはよく発達した筋肉が多数現れる。…

※「ぼんのくぼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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